部活に向かう忍足とマネージャー。
一緒に行くのは二人が恋仲だからではなく
ただ偶然に うっかり ばったり 出会ってしまっただけのこと。
「!・・・・あ」
「なんや?どないしたん」
「風邪引いた。」
「・・・いきなりやなぁ!!」
弱 っ て る 日
「や、昨日から嫌な予感はしてたのよ。」
「なんやねん予感て」
「だるいから帰るわー」
「おー。・・・大丈夫なんか?家誰もおらんやろ」
「んーーーー」
「なんなら俺がついてったろか?」
「・・・・顔がえろいからいい」
「なっっ、何を言うねん!俺は純粋にやなぁ、辛そうなの看護をちょっとエッチなどたばたコメディ☆風に
「跡部―おったりのせいで腰痛いから帰るわー」
「忍足ぃぃぃぃぃぃぃいいいい!!!!!」
「ギャーーーーーーーーーーーーッッッ」
だるいなぁ。多分たいした風邪じゃないんだろうけど。
病は気からですよね。
がっこめんどくさーいし。
でも流石に一人だと辛いわ。
とりあえずなんか食べて薬飲んで寝よう。。
・・食べる気しねー
あーなんか爽やかなジュースか果物とかなら食べれるけどなー
そんなもんないしなー
買いに行く元気と勇気もないしなー
部屋がどんどん汚れてくしなー・・・
頭いたいなーもー明日はがっこ休むしかないかなー
明日の授業なんだっけなー
でもどーせ休むなら漫画大量に買ってきてよんだりしたいよなーあと
携帯の着メロが脳にうるさく響いた。
めんどくせー
「・・・もしもし」
「あ、先輩!!?風邪大丈夫ですかっっ?」
「・・・・」
脳の動きが遅い。
「・・・・あー・・・・・ちょた?」
「はいっっ。忍足先輩に聞いて、心配で心配でっ」
「ははー 生きてるから大丈夫だよー」
「せ、せんぱいー!?ほんとに一人で大丈夫ですかっ」
「んー・・・まぁなんていうかさぁ、おかゆ作ってくれちゃう彼女が欲しくなるよねぇ。」
「は?」
「しかも寝てる間に掃除とかやってくれちゃって、起きたらりんごがむいてあったら最高だよねぇ。
惚れるよねー弱ってるときは効くよねー」
「せんぱい??何言ってんですかしっかりしてください!
先輩女なんですから彼女なんて・・」
「あー・・そっかー・・・・じゃぁ犬でもいいやー・・・
「え
そこから記憶がない。
多分寝ちゃったんだと思う。
外が暗いし、時計は2時間すすんでる。
まだまだだるい。あと、お腹がすいた。
「先輩!起きましたか!!?」
「!?」
ベッドの横には忠犬がいた。
「ちょ、た・・?なんでここに・・」
「ドアに鍵かかってませんでしたよ!?危ないですよーまったくー」
「・・・・・・」
「さ、おかゆ食べてください!」
「・・・・・・」
おかゆを食べようと起き上がると、テーブルの上にはリンゴがむいてあって、部屋がきれいに整頓されていた。
「・・・・・・」
おかゆが空腹にあったかくしみた。
「せんぱい、無理しないでくださいね?」
「・・・・・・」
そんな心配そうにほほえまないで。
040725 惚れるって。