「英二、何コレ?」






















































 
風鈴おまけ




























































チリンチリン

揺れる度に鳴る

小さな 小さな 鈴のような




風鈴




「どこで買ったの?こんな小さいの。」

「かわいいでしょー。」

「・・・・うん。」

「うんしょ・・・・っと。」

「さっきから嬉しいけど何やってんの?」


不二のひざの上で真剣な顔の英二。



「でーーーーけたっ!俺ってばド器用っ。」



不二のジャージの首のファスナーにとりつけられた

小さな 小さな










チリン チリィ  ・・ン































うん。 満足。






























「・・・かわいらしいけどさ、こんなのすぐに割れちゃいそうだね。」
































それでも いい。




































不二は愛おしそうに

その小さな風鈴をなでた。
























チリン チ リ    ン




風が彼を包むとき

彼が動くたび



その音は俺の心を刺激して

熱くて

痛くて 気持ちいい。

もっと もっと鳴って  ほしい。





















ポン




「菊丸、よくやった。」


「・・にゃへ!?手塚?」

「よくやったぞ。感動だ・・・。」



思わずメガネを取り、目頭を押さえる。




「英二センパイ最高ッス!」


「救世主っす!ネオっす!」


わー

わー

ネオがついに現れたぞー

これで俺達も安泰だーッ





「・・・ま、待って!にゃにが!?にゃんのこと?」



「何・・って、鈴ですよ。」

「不二先輩の鈴!」


「・・え、それが にゃに?」


「何って・・・あれでしょ?」


「猫の首に鈴つけたー ってやつなんでしょ!」



「・・・・・は?」

「嗚呼 俺達 何度 不二センパイの呪いで地の底に落ちてきたことか!!」

「呪いっつーか 八つ当たりッスよね。」

「しかも理不尽な・・・な。」

あっはっはっはっは・ ・ ・ ・ ・



笑いあう桃城、越前。

不適に笑む乾。

ひたすら号泣する手塚。




・・・・





会話に加わってはいないが

一番安らかそうな顔してる大石が気になるな・・・















「たいてー英二センパイがらみになると恐ろしいんだよなー。」

「機嫌悪いときはオーラで不二の周辺だけ地獄になっている。」

「テニス部員じゃないヤツは何も知らないからな・・、被害者も多い。」

「ええ!あれだけ部員を堕としておいてまだ!?」

「俺なんて一番の被害者ッスよ!!?」

「桃センパイだけじゃ飽き足らず ってかんじスかね」

「そんなお前なぁ!俺なんてあの魔王に・・・



















チ              






















「魔王に     なに?」






























「「「「ギャース!!!!」」」」

「(鈴の音があいまって余計怖い!!?)」 チリンチリン にゃぁーん 051011 いつまでも 少年達の心を 焦がし続けよ にゃん