ぱこーん
ぱこーん
「あっついにゃー もう! はやく終わらせたいにゃー!!」
「英二、そんなこと言ってると・・・・」
「菊丸、グラウンド5周。」
「にゃ!??」
じりじり
汗が ぽた
ぽた と
拭いても拭いても たれてくる
このまま 夏の太陽に
あぁ
溶けてしまいそうだ
か き 氷
「くそー。手塚のヤツ・・・。なんで一人あんな涼しそうなんだ」
タッタッタッタッタ・・・・
「ああいう人は頭がムレてあついはずなんだけどにゃー・・・
でも最近はメッシュとかも
「英二!」
「にゃ?」
タッタッタッタ・・・・
「不二!あっれーどうしたの??」
「ふふ。僕も手塚に怒られちゃってね。」
「ええ!?不二が?珍しいにゃー・・」
「・・・・」
「・・にゃ、にゃんかしたの?」
「ちょっとね、手塚のドリンクにワカメいれといたんだ」
「まっさ
(まさか ・・・とあながち言えないのが嫌だな)」
はぁ はぁ
タッタッタッタ・・・・・
暑い。
「ねぇ英二」
「んにゃー?」
「今日部活終わったらかき氷食べに行かない?」
「え!? 行く行くーっっ!!」
「こないだ由美子姉さんに連れられていったんだけどね・・・・
定番 いちご レモン
舌で一髪バレ めろん ぶるーはわい
宇治金時 白蜜
あー和風のなら白玉とかアイスとかわらび餅とか乗ってるヤツがいいな!
でもスイカとかバナナとかフルーツ乗ってるのもいいし
あぁーどおしよどおしよ!?
じゅるり
「英二、聞いてる?」
「にゃにゃ!? ・・・も、もっちろーん」
「・・・どうせ頭の中 もうかき氷でいっぱいだったんでしょ」
「そ、そんにゃことないもー!」
「まぁいいけどね。でね、そこ練乳かかったのがすっごくおいしかったから、オススメだよ。」
「ほんと!?じゃあ俺ねー、いちごに練乳かかったヤツにするー!今日は定番気分。」
練乳。
練乳練乳。
英二には絶対練乳たっぷりかぶったかき氷にむしゃぶりついてもらうよ。
ふふふふふふふふふふふふふふ
「あー楽しみっ!!んもー早く部活終わんにゃいっかなー!」
「そんなこと言ってるとまた手塚に走らされるよ。」
「げっ。それはカンベンしてほしいにゃー」
あぁ
もう俺の頭はかき氷にトリップしていて
卵焼きができそうなグラウンドの土の暑さとか
死にそうな顔してる野球部のヤツらの汗とか 泥だらけのユニフォームとか
霞んで見えた。
あぁ
あぁ
もういっそ
かき氷の冷たい冷たい甘いグラスの上で
バニラアイスやシロップと一緒に
溶けてしまいたい
「でね、そこで練乳ついたのを注文するとね、自分で好きなだけかけられるんだよ。」
「にゃ!?にゃにそれ!夢!?」
「・・いや、大丈夫現実。自分でうにゅにゅーってかけられるんだ。」
「ええー!にゃにソレー!幸せー!!!」
練乳練乳。
英二に練乳。
堪んないね。
たっぷりかけなよ、英二
うんそーするニャー・・・・うにゅにゅー
・・・・・ニャッ!?
ふ・・・・ふじぃ、れんにゅ・・・強く押しすぎたみたいで・・・顔にかかったぁ〜・・・ふぇぇ・・・・
英二!大丈夫?練乳まみれじゃない!
にゃぁん・・顔中べとべとで気持ちわるいにゃぁー!!
あぁ、じっとして英二
僕が今 その顔についた練乳 とってあ げ
「にゃー!! もうだめー。死ぬー!!手塚のロリコン殺人犯!」
「頑張って英二。あと1周だよ。」
「にゃーい・・・はぁ はぁ」
あぁ
英二のはぁはぁ言ってる顔も可愛いなぁ
英二のうなじに流れる汗とか殺人的だなぁ
この炎天下に走ることを強要されてるその顔も悩ましいなぁ
ったくこの野郎手塚のくせにGJ!殺すぞ
あぁ
あぁ
いっそもう英二と
とろとろに
めろめろに
どろどろに
めっちゃくちゃに
溶け合ってしまい
「っはぁー 。疲れたにゃー・・・はぁ はぁ」
「お疲れ、エイジ。」
「おおいしー うにゃー もーだめー」
「菊丸、Bコートで大石と打ち合いの続き。」
「にゃー!?手塚の鬼ーっ!メッシュー!」
「(メッシュ?) ・・・・・菊丸、グラ
「っだー!!!はいはいはい、やります!」
「ちぇー、手塚のヤツー」
「ははは、お疲れ。」
「あ、ねぇ大石今日暇ー?」
「ん?あぁ、 特に用事は無いけど?」
「ほんと? じゃー一緒にかき氷食べに行かない!?」
「・・ハハ。なんだかき氷か。いいねー・・・・
・・!?
汗
が
俺は
夏にスポーツして汗かくのとかは
割と好きな方 なん だけど
なんだ
汗ってこんな
冷たい液体だったか?
「ねー大石ー行こうよー。」
「・・・・? あ、あぁ・・・?」
!?
なんだ
風邪でも引いた か?
「さっき不二が誘ってくれたんだけどねー」
!! (それだ!)
「 あ へー・・・・・・・」
「ねぇ 行くでしょ?」
「あ あぁ
ギロ
見なくても分かる。
後ろから するどい なんか が 突き刺
「いいでしょー練乳がおいしいんだってよー?」
「あ あぁ そうなん・・・・
ギロリ
あぁ 心臓 が・・・
キリキリキリ
「ね!大石!絶対だかんね!」
「あ いや その あ
ギ ラ リ
キリキリキリキリキリキリキリキリ
あぁ
あぁ
もう
あの太陽の熱で
いっそのこと
溶けて
なくなってしまいたい
050916
・初めて36っぽいものを書いた
・不二が変態(いつも)
・大石は不憫(いつも)
溶けてしまいたい3にんでした。
夏真っ盛りのときに書けよなぁ